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貴志康一のヴァイオリン協奏曲は、1931年から1935年にかけて作曲されたヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲。 == 作品概要 == 作曲年代は作曲者が2回目の一時帰国をしていた1931年から3回目の渡欧時の1935年にかけてである。その成立過程は複雑である。第1楽章は1931年から1932年にかけて原型となる楽譜が起草され、1934年にベルリンで完成した。1934年3月29日にゲオルク・クーレンカンプのヴァイオリン独奏、作曲者指揮のウーファ交響楽団で第1楽章のみが初演された。その後、1935年までに残りの第2楽章、第3楽章が作曲された。 全曲初演は1944年1月17日に大阪の朝日会館において、辻久子の独奏、尾高尚忠指揮、大阪放送管弦楽団によって行われた。また同じ頃、辻久子は満州でも朝比奈隆の指揮で同曲を演奏したという。 この作品はハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲の先駆的作品といえる。3楽章で書かれているものの、貴志は日本独特の旋律をどうしたらドイツやフランスのそれと交えて、現地の観客を納得させられるかという課題に向き合い、後期ロマン派の様式と融合させて自分なりにその答えを解いたといえよう。作曲者自身がヴァイオリニストであったことも手伝って、高難度の超絶技巧が使われており、当時としては非常に斬新な手法を用いた。ヴァイオリンが華麗な活躍をするのも特徴の1つである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァイオリン協奏曲 (貴志康一)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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